光井戸の家 
2007 – 2008
東京都

光井戸の家は、建替えを期に同居することになった施主家族と彼らの祖母のための住宅として計画されました。

色や明るさに拘る施主世代と、方位や位置、記憶に拘る祖母の世代。互いに違う尺度を持ちながらも、共に価値を見出すシンボルとして“光井戸”を設けました。それは、施主家族にとっては内部空間を明るく照らし一つに束ねるものであり、祖母にとっては建替え前の中庭の記憶でした。

このプロジェクトは、調達方式上の制約から建売的な仕様が採用されていますが、そんな“光井戸”を家の中心に据え、建て替え前と同じ位置に計画された祖母の間を基点に、 螺旋状に展開するプランを最大の特徴としています。それは、施主の家族関係から生まれた固有のものであり、時間の経過と共にこの“光井戸”が、二つの世代が共有する「場」から、意味を共有した「場所」へと育まれることを期待して計画されたものです。

用途:戸建住宅|構造:在来軸組構法|規模:地上2階建て|
設計・監理:きみづかアーキテクツ|構造:YSE

CASE STUDIES

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