計画地:東京都
用途:専用住宅
構造・規模:木造 3階建て
床面積:120m2
旗竿敷地で、高低差のある隣り合わせの細長いアプローチ通路とガーデニング用の借庭を前面に持つ住宅の小さな増築計画。増築部は住宅と借庭との関係性を活性化する目的で計画されました。
英国等で見られるテラスハウスと細長い裏庭の関係性を参照し、アプローチ→住宅→借庭の直線的な連続性が、既存条件の中で検討されています。具体的には、増築部となるリビング部分で二つに折り返されているが、アプローチと借庭の高低差、両者を仕切る必要最低限の塀、そして、増築部の内部空間の工夫により、一連のシークエンスが確保されています。